バンクーバーで鼻ピアスを開けてみた

みなさん、突然ですが

ピアスの穴は開いていますか？

今では若者の半分以上がピアスをお洒落として

楽しんでいます。

人がピアスを理由を考えてみると

・人から目立ちたい

・ファッションの一部

・運気を変えたい

など色んな理由がありますが、

少なくとも大抵の人は

ファッションの一部としてピアスの穴を開けているでしょう。

英語でピアスはearringsと言います。

日本語でイヤリングは穴が開いていない耳につけるリングですが

piercing(ピアッシング)は

"穴を開ける"という意味があります。

今日は私がバンクーバーで鼻ピアスを開けた

エピソードをシェアしたいと思います。

 ①鼻ピアスについて

バンクーバーで生活していると

自分が外国人になります。

街を歩くと全員、自分より背の高い人で

私はいつしか人を見上げて生活するようになりました。

腕や体にタトゥーを入れている人、

鼻ピアスをしている人、

少なくともお店で働いていて

鼻ピアスをしている人を見ない日はありません。

そんな日々を毎日過ごしていると

何か自分にも刺激が欲しいと思うようになりました。

元々顔のピアスには興味があったのですが

頭の片隅に置いていました。

日本では眉ピアス、口ピアスや舌ピアスが有名ですがバンクーバーでは

鼻ピアスが有名です。

インドの既婚女性は鼻ピアスを開ける文化があるそうです。

なので街中で見かけるインド人の女性は大抵鼻ピアスをしている人が多いですね。

正直私は日本で鼻ピアスをしている人はあんまり見たことがありません。

でもバンクーバーで鼻ピアスをしていても誰にも言われないし

取る必要もないので

ダウンタウンにあるタトゥーショップで開けることにしました。

鼻ピアスも鼻というだけで色んな種類があります。

有名なのが片方の小鼻に穴を開ける

nostril(ノストリル)と

鼻の穴と穴を貫通させる

septum(セプタム)です。

今回はノストリルに挑戦しました。

②鼻ピアスを開けようと思った理由

鼻ピアスを開ける前、片耳に二つの穴と片耳に一つの穴と合計三つの穴がありました。

決して多くはないと思います。

両耳についているのはイヤーロブと言われる耳たぶですね。

それは高校卒業時に開けたと思います。

友達にピアッサーで開けてもらった記憶があります。

片耳にあるのがヘリックスと呼ばれる

軟骨のピアス。

こちらは専門学校卒業時に友達にニードルで開けてもらいました。

私はピアスが好きです。

そして今回がバンクーバーでタトゥー師の方から。

理由はただ単に興味があったのと、

耳に穴を開けることに飽きたので

バンクーバーで流行っているカナダ人の流行に乗ろうと思ったからです。

辛かった恋愛を忘れるため、

運気も変えたかった。

③鼻ピアス施術当日

クレアーズというお店をご存知ですか？

日本にもあるアクセサリーショップなのですが

バンクーバーにもあるのでたまに行きます。

そこのお姉さんと鼻ピアスについて会話した時に

「ここでは開けれないけどもう少し先に行ったところに開けれるところがあるわよ。

私もそこで開けてもらったの。可愛いでしょ？」

とフレンドリーに教えてくれました。

クレアーズは耳たぶのピアスは開けてくれるみたいです。

バンクーバーにはタトゥーショップが山ほどあります。

タトゥーと一緒にピアススタジオをやっているお店が多い。

お姉さんの教えてくれた通りにピアススタジオを検索してみるとすぐに見つかりました。

お店はロック好きの私にはたまらないお洒落な感じ。今日はちょっと見るだけと思って入店しました。

ボディピアスのアクセサリーがずらっと。

ピアスを見ているとお姉さんに話しかけられました。

店「あら、あなたピアスに興味があるの？」

私「鼻ピアスに興味があります」

店「素敵！今ならすぐ開けれるわよ」

私「本当ですか」

という流れで予約なしでも施術はできるということに。

いるものは身分が証明できるID やパスポート。

私はパスポートを持っていなかったのですがパスポートの写真があったので見せるとOKしてくれました。

同意書を記入して待つこと5〜10分。

イケメンのお兄さんが現れRina~!と呼んでくれました。

④鼻ピアスを開ける

お兄さんが個室へと誘導くれました。

中は普通の病院の診察室という感じで清潔でした。

兄「Hi☆僕が君を担当する〇〇ダヨ！

今日はよろしくネ！気分はどう？」

という軽い感じでスタート。

まずは右、左どちらの部位に穴をあけるか相談しました。

私はてっきり自分の右の穴に開けようと思っていたのですが

お兄さんが左の方が似合うと思うよとアドバイスしてくれたので

左に開けることにしました。

それからノストリルはリングタイプと棒タイプがあるのですが

ファーストピアスということでリングタイプに決定。

こっちが緊張しているにもかかわらずお兄さんはどんどん英語で私を攻めてきた。

兄「 Oh! 日本出身なんだ！

大阪は良いところだよね！行ったことないけど〜haha」

私「There are many delicious foods in Japan...haha」

兄「今マーキングしてるだけだからね☆

大丈夫大丈夫〜」

私「No problem」

私はテンションの高いお兄さんにも冷静に英語で対応していたと思います。

そして貫通する時、

兄「O K~ ~ Done!」

私「Thank you」

自分は痛みに対して耐性がある方なのですが無意識に涙が出ていました笑

私「It's still bleeding」

兄「No worries.!!」

お兄さんは血の処置をしてくれコットンをくれました。

兄「Have a good night〜♪」

多分施術時間は10分くらいだった思います。

チップと洗浄液をいれて70ドルでした。

⑤ピアストラブルの発生

鼻ピアスを無事に開けることができ、

毎日ルンルンに過ごしていましたが

年が明けた頃、ピアスを開けてから2ヶ月経ったくらいに穴の上に肉芽という細胞の塊が出来てしまいました。

どうも鼻ピアスには肉芽ができやすいらしい。

ピアスの大きさが自分に合っていないのだとか。

体に穴を開けた瞬間、

体は穴を塞ごうとするがピアスが邪魔をして穴を塞ぐことができない。

そして体は最終手段として肉芽と呼ばれる細胞の塊を作ってしまう。

それが肉芽です。

私はすぐに得意のGoogleで調べました。

するとお湯と塩とクエン酸を使って患部に浸すやり方がと良いらしく

それをホットソークと言うのですが

早速試しました。

面倒くさがり屋の私は頑張って続けようと思いましたが多忙なのもあり、

たまにホットソークをしなかったり

軟膏を塗ったりして様子を見ましたがなかなか肉芽は治りません。

タトゥーショップにもう一度出向いて今度は違うお兄さんと話しました。

私「もうピアスを取ってしまいたい」

兄「せっかく開けたのに勿体無いよ！いいか、Rina、

熱いお湯で10分間患部を浸すんだ！

絶対良くなるから頑張って！！」

私「分かりました」

前よりイケメンのお兄さんが真剣に私に説明してくれたのでちょっと頑張ろうと思いました。

肉芽、早く治って欲しいですね〜。

以上、鼻ピアスのストーリーでした。

See you next time!

Rina